2014年4月26日土曜日

森林を所有する、ということ(再)(追記あり)

※僕は日記を書いたあとにずいぶん直す癖があります。なんだかうまく書けないな、と思いながらくるくると考えつつ別のことをしてたり、はなくそをほじってると、あとからなにやらやってくる。
アップしてから一週間くらいは気長に見てやって下さい。


久しぶりに基礎研修なるものを受けてきて、この空白の2年間を埋めるような話をいくつか聞く。日本もいろいろあったんですね。僕もいろいろありました。

ベトナムに行く前から外国人が森林を買収してる、という問題があった。まあ、実際に買収もされていた。法律で規制はできないんだけれど、これに関する条例を制定している都道府県が15もあるという。
そんなにできてたんだ、というのが2年ぶりの新知識。

そしてこんな「水循環基本法」なる法律がさきごろ制定された。
「水循環基本法」成立 外資による森林買収を防げるか The page
これがいろいろな意味で面白い。だって外資のガの字もないんだぜ。

2014年4月19日土曜日

S.Careyさんに震撼する

早くも今年を代表する1枚に出会ったかも。


Range of Light
Range of Light
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S Carey
Jagjaguwar (2014-04-01)
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Bon Iverは"Indie Folk"とカテゴライズされるらしい。「インディペンデント系カントリーフォーク」とある。なんだかピンとこない。カーペンターズとかかぐや姫とかはどの辺に位置づけられるんでしょうか。
James Blakeのデヴューあたりで彼らのことを知ったし、売り場も似たような場所にあったから、たぶんこれもダブステップなんだろうと思い込んでいた。共演してるしね。

James Blakeのほうが少しばかり面白いことをしていて、実験的。一方Bon Iverはもっさりした第一印象。メロディは素敵だけれど。
なぜあんなにBon Iverのデヴュー作が残念な感じだったのかというと、そもそもフォークの人だったからなのだろう。ジャスティン・バーノンという人への認識が間違っていたのだ。そして音響系/エレクトロニカ的な色彩も帯びた人だと気がついたのは、遡るように昔のEPを聴いた時。
英語の勉強をしようと思ってあっさり挫折する

まあ、ざっくりみんなシンガーソングライター、でいいじゃない。
そんなことで、つべこべ云わずに下を聴いて頂きたい。

2014年4月12日土曜日

日記のテイでAudirvanaとAmarraの間を徘徊した、その後

日記のテイでAudirvanaとAmarraの間を徘徊する
そろそろケリをつける時期かと思いまして。結局つかないんですけれど。

カイロプラクティックにいく

爾来、あんまは嫌いである。世の婦女子がなぜまっさーじにご執心なのか、実は理解できていない。くすぐったいからである。
ベトナムではまっさーに何度かいったけど、いまひとつ。どちらかというと笑いを堪えることに神経を集中する時間帯が多くて、誰がためにまっさーはあるのか、とヘミングウェイも真っ青の悩みを抱えつつ、また揉まれてもいた。腹痛で医者に行き、腹を抑えられ不本意にも爆笑など。
高貴な魂は孤高を好むのだ。

ところがこのところ、足腰の痛みが慢性化している。加えてこの冬の厳しさ。佐渡の冬は半ばベトナム人と化していた身体をひどく傷めつけた。ここは疼痛という言葉を使いたい。
やはり寄る年波には勝てぬ、ということであろうかの。ふごふご。

あー最近は落語とか楽しいです。歌丸さんの人情話とか、味わい深くてとってもいいです。

2014年4月6日日曜日

IPCCの報告書をマクラに「適応」の難しさを考える

林道担当のはずなのになんだか治山もやることになりました。
なんだかなんだか、忙しい一年になりそうです。

しかも今回のお題は海。テトラポット、置いてみるか、みたいな。
これは治山なのか。そもそも林業なのか。
問題の現場、昭和中期までは海岸線がもっと沖のほうにあったそう。侵食され、マツ林がなくなり、海になった。だから海の底も地目上は森林(保安林)なんだって。
越の松原・雪の高浜
これはね、川から出てくる砂の量と潮目の変数でしかないと思うんです。
人為的に何かしようとすると、沖ノ鳥島的な何かをやらざるを得ない。
あんなに遠くも深くもはないけど。