2013年8月26日月曜日

薪能:異形性/非日常性

佐渡には能舞台がたくさんあるんです。
渡越する前にも3年ほど佐渡に住んでいた。でも行かなかった。
今回は行った、というよりもお手伝い。
高校の時分、課外学習で能狂言を見学にいった。開始後しばらくして、後頭部を強かに殴られたのが最期のイメージ。客電がつくと同時に目が覚めた。悪いやつがいるもんだ、まったく。

なまなかな気持ちで行くと、再び記憶を失うに違いない。
まあ、そのように二の足を踏んでいたわけです。

2013年8月24日土曜日

『おどろきの中国』を読みながら、カンボジアのことを考える

いつもどおり、作品の内容には一切触れずに書いていく読書感想文。

ー清水に関しては急激な右旋回はしなそうだな
御師の言葉。リトマス試験紙的につかえそうだ、という程度のニュアンスであったと記憶している。定かではない。いったい僕を何に使うつもりだったんだか。
ちなみにうちの研究室は『前衛』が置いてある、左旋回の弧を描き続ける永久機関のような異質な場所であった。


おどろきの中国 (講談社現代新書)
講談社 (2013-02-15)
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本作は『不思議なキリスト教』に続く、橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司の鼎談。ちょうど2年前、派遣前訓練の講座で橋爪大三郎が講師として招かれていて話を拝聴することができた。あらずいぶんなビックネームを呼ぶんだな、と思って聴いてたけれど、とても初歩的が多くってあまりおもしろくなかった。
なまいきいって橋爪せんせすみません。でもとなりのひと、寝てました。

例えば日本人は無宗教か、とか。日本人コミュニティで暮らしていると疑問にも思わないことが海外では問われたりもする。だからこういうことを考えておいて損はない。
この本では大澤得意の「第三の審級」にうまく話が落ち着いて、きれいに終わったね、という印象。そもそも「第三の審級」はキリスト教と折り合いがいい。というか、キリスト教そのもの。そして宮台の沈黙が不気味。
講座もこれくらい突っ込んでくれると面白かったのに。


2013年8月11日日曜日

Walking in the natural cedar forest in Sado island

※ This is the entry "石名天然スギ林を歩く" translated in english.


     After coming back to here, to keep this forest add our office's task and I went here last week to patrol. Last time I worked here before going Vietnam in 2011, the modifying walk of this forest was on going.  To me, this is the first time to visit the forest after modified and I found it so nice.
   So, this time I introduce all my friends about this forest.


2013年8月10日土曜日

石名天然スギ林を歩く

わずか一週間で足のヒビがレントゲンに写らなくなった。
持ち前の驚異の回復力なのか、たまたまゴミが写っただけじゃねーかという疑念もあるが、ともあれ順調に痛みと腫れが引いてきているのは嬉しいこと。びっこが少しずつ大げさではなくなってきた。


とは言え、事務所でたらだらするのも面白くないし本意ではない。仕事はあるので石名天然杉に行ってきた。遊びじゃないです。遊歩道パトロール。
そろそろスギ花粉の時期じゃないので怒られまい。いや、そもそもここ天然林ですし。

まずは場所の紹介から。

2013年8月4日日曜日

アカシアの苗木をつくる

ケガしてるときくらいしかちゃんと更新しないんじゃないか、オレは。


おばちゃんたちが苗木の処理をしていている写真が最後までとれなくて。
なのでご紹介。ベトナム生活のなかで最後のエントリーになると思う。いまのところはな。苗木と作ったあとは「アカシアを植える」を参照のこと。

写真の撮った順番はごちゃごちゃ。一連の作業の記録、ということで。こういうのも2サイクル居たからこそできるわけでね。どこかの写真とかぶってたらごめんなさいね。おほ。

2013年8月3日土曜日

さすがに雨が多いんじゃないかしらん


ずいぶん降りましたね。佐渡も降りました。
幸い、他所と比較すれば比較的小さな被害であったかと思います。山陰をはじめ、県内でも本土はずいぶん災害があったと聞いております。心よりお見舞い申し上げます。

2013年8月2日金曜日

多崎つくるさんを読み終えたにょ

足が痛くて文字通り足止めを食っているのでブログでも更新するよ!


やっぱり沙羅みたいな役回りの女の人は消えてしまうんだよな。キキみたい。やれやれ、だ。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
村上 春樹
文藝春秋 (2013-04-12)
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村上の小説を読むといつも、「男の人ってどうしていつまでもなくしたものを探すの?」という知人の言葉を思い出す。なくしたなんて信じたくないからだそれは。あたりまえじゃないか。